7月19日、朝から朝から雨です。
そんなに大降りすることも無く雨のため気温もちょうど良い日でした。
身体の調子も悪くなく部屋でInstagramを見ていたら、
「絶滅危惧のコウホネを見つけたので・・」?とコウホネの写真を挙げていたのを発見!
出かけることをためらってましたが、コウホネなんて何処でも咲いてるでしょ?と思いながら確認したくなり十二潟へ見に行くことに!( ̄^ ̄)ゞ

阿賀野川沿いの泰平橋を渡って北区の十二潟へ

約20分です。
十二潟はかつて阿賀野川の本流で、乱流蛇行跡の三日月湖です。
現在は約5.4haの池、上流から上池、中池、下池と橋によって区分けされていますが、行くのは水生植物を多く確認できる下池です。
(2014年には、新潟市の市民文化遺産の一つとして認定されています。)到着したら、雨が少し強くなってきました。


池を見ると、多くの水生植物はまだのようですね。(*´~`*)

今回咲いてたのは、まだコウホネだけでした。
【コウホネ】 開花期5月~9月 絶滅危惧種とは思えないよく見る水草です。

北海道から九州まで日本各地の平地に分布するスイレン科の多年草。
日当たりのよい池沼や小川に自生するいわゆる水草であります。


やはりけっこう咲いてます。
県内の生育地は十二潟、福島潟・鳥屋野潟・清五郎潟・佐潟・御手洗潟他、小さな池などでもよく見かける花です。
よく見ますが、県外では珍しい花となってる地域が多くて地域によっては絶滅危惧種(レッドデータブック)に指定されているのですね。

現在、咲いてる水草はコウホネだけですが、十二潟で見れる水草は他に代表的な3種が有ります。

もうすぐ見れると思います。
【ヒシ】 開花期7月中旬~10月中旬 けっこう見れる花ですね。
新潟県では十二潟の他、福島潟・ジュンサイ池・松浜の池・鳥屋野潟・清五郎潟・佐潟・御手洗潟で見られる。と書いてありましたが、
県立植物園でも見つけた事を書いた記憶があります。

ガガブタはミツガシワ科の多年草です。
【ガガブタ】 開花期7月~9月 多数の白い花を咲かせますね。
ガガブタはコウホネと違って
環境省の準絶滅危惧になってます。
新潟市(絶滅危惧Ⅰ類)、新潟県(絶滅危惧Ⅱ類)、ガガブタの生育地はここ十二潟のほか希少種保護のため、新潟市の潟の資料には非公開扱いされています。
福島潟の自然学習園の池でも見れます。

アサザもミツガシワ科の多年草です。
【アサザ】 開花期8月中旬~9月下旬 可愛い黄色い花を咲かせます。
アサザは見るタイミングが必要な花です。
朝に咲き、昼頃には花びらを閉じる半日花で、曇りや雨の日は咲かず、虫の来る晴れ間の日だけ開花し、約1週間で花の寿命を終えます。
新潟市(絶滅危惧Ⅰ類)、新潟県(絶滅危惧Ⅱ類)、
環境省(準絶滅危惧)、となってるのは、ガガブタと同じですね。
十二潟が県内最大の群生地と言われていますが、他の生育地はやはり希少種保護のため、新潟市の潟の資料には非公開扱いです。
特に十二潟のアサザは貴重で、アサザには「
長花柱花」と「
短花柱花」の2種類があるそうですが、十二潟のアサザは「
等花柱花」という非常に珍しいタイプの花型で、国内では霞ヶ浦とここ十二潟だけ生息している珍しいアサザ・・・との事でした。
しかし、2018年には霞ヶ浦における群生が確認できなくなったとして、現地のNPOが自生のアサザの消滅を宣言したことで、ここ十二潟は尚更貴重な群生地となっています。
2007年と2008年に十二潟の生き物調査をしたことが有るそうです。

動植物161種が確認され、県内では極めて多様な自然環境が残されている数少ない湖沼の一つであることが分かってきました。
絶滅が危ぶまれ、県内の育成が稀な水生植物のアサザとガガブタの群生が確認され、特にアサザは県内最大の群落を形成していました。
そんな十二潟に、いっぱいの水草が生えるのは、梅雨明け頃でしょう。
もうすぐ、ヒシやガガブタが見れる時期になってきますね。
8月初旬に再度見に行きたいと思います。p(*^-^*)q
7月20日、本日は青空が広がる良いお天気です。
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