映画・『ジゴマ』

家の中の窓辺に木々を置くのは止めて欲しい!と思うのは私だけでしょうか?
最初はセンスよく、鉢木が一本ありました。
今では所狭しと窓辺を占領しきっています。
木々は外に何故?置かないのでしょう?私だったら庭に植え替えてしまいますが、・・・と言いながら何も言えない私です。(^_^;)
今日は何の日?・・・これ!にします。
1912年10月20日、警視庁がフランス映画・『ジゴマ』の上映を禁止した日。
何と言う日だ!映画を中止するなんて・・・と言ってもほとんどの人が観た後だったようですが、映画に登場する盗賊団の手口を真似た犯罪が出た為の策だそうで、今ではあまり考えられない事ですね。
しかし、当時影響を受けたのは犯罪者ばかりでは無く、後の寺山修司さんや石ノ森章太郎さんの作品にもみられます。
凶賊ジゴマと探偵ポーリンを主人公とする活劇調のフランス探偵映画ですが、凶賊ジゴマの名前が映画のタイトルになっていて、探偵映画というよりはむしろ盗賊映画といった方が内容的に合っている為上映禁止は当時としてはヤムナシといった所なのでしょうか!?
映画の中のジゴマ自身は、丸顔で色が黒く眉の濃いずんぐりむっくり型の男で、いかにも凶悪そうな面がまえをしている。ただし、変装が天才的にうまい!


フランス映画・『ジゴマ』一場面 怪盗ジゴマ音楽篇VHS
ジゴマブームが小中学生の間で起こるほどになり、江戸川乱歩も中学生の頃に名古屋でジゴマを見て感激、三晩続けて観にいったとの事。怪人二十面相や明智探偵にはジゴマからの影響が言われています。日本全国で、このような熱狂的なジゴマファンが急増した為、親があわてて映画の悪影響を心配し始めたと言うお話し!


現代の映画では、18禁とか最初から上映しないとかのチェックが掛かっていますので、あまり上映途中で禁止される事は無いと思いますが当時ニュース映画が中心の日本では、反響にビックリしたのは当局だけだったのでしょうね。
(^^ゞ 怪人二十面相・伝
本日の頂きもの!

玄関に置いてありました、本日の頂きもの。この他にカボチャとお米が有りました。有り難うございます。と感謝しつつ、次は柿が欲しいなあ・・・と願っています。(^_^;)
下書きのまま保存していました。スミマセン(^_^;)
遅ればせながらこっそりUP致します。
